GPMD グローバルPM特性データベース

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GPMD-グローバルPM特性データベース

グローバルPM特性データベースとは

JPMA(日本粉末冶金工業会)、EPMA(欧州粉末冶金工業会)、MPIF(米国粉末冶金連盟)三団体の共同事業として、本データベースを構築しました。
三団体が、焼結機械部品及び軸受用材料の特性データをそれぞれの会員から収集し、共同データベースとして公開したものです。

目的は、焼結部品ユーザの皆様に、実際に量産化されている焼結材料の特性データを紹介し、部品設計に役立てていただくことにあります。

データベースには、焼結機械部品用材料(鉄系、ステンレス鋼系、非鉄系)、焼結含油軸受用材料として2500を超えるデータが集められており、今後もデータの追加が予定されています。データベースでは、材料系毎の特性値(引張強さ、硬さ、耐力、疲れ強さなどの機械特性、磁気特性、線膨張係数などの物理的特性値等)を見ることができるほか、ユーザの皆様が必要とする特性値から、最適な材料を検索することもできます。また、検索データは、エクセルファイルとしてダウンロードできるほか、NASTRAN、ANSYS、AbaqusのFEシステムには、直接データを取り込むことができます。

粉末冶金は、原料粉、製造工程の工夫などにより、様々な要求特性に合わせた材料を提供できる産業です。焼結材料をさらに多くの用途でご採用いただくために、ぜひ、本データベースをご活用いただければと思います。

なお、本データベースには、下のバナーをクリックすることでお入りいただけますが、データベースが英語版として作成されておりますので、日本国内の利用者のために、日本粉末冶金工業会・国際規格委員会・データベースWGにおいて、「和文使用説明書(参考)」を作成いたしましたので、ご活用いただければ幸いです(PDFファイルになっております)。