エンジン周りの電動アクチュエータ用軸受

自動車のエンジン近傍で使用される各種電動アクチュエータは、エンジンからの熱により、120℃以上の過酷な高温環境下に置かれます。この電動アクチュエータに用いられている焼結含油軸受に、一般的な鉱油やエステル油を使用する事は、蒸発減量特性が低いため使用困難です。しかし、潤滑油にフッ素系の油や高温対応のエステル系油を選択する事で、エンジン近傍の高温環境下でも潤滑油の蒸発が抑制されるため、各種電動アクチュエータの軸受として焼結含油軸受をお使いいただく事が可能です。

エンジン周りの電動アクチュエータ用軸受
図 エンジン近傍の高温環境下における潤滑油の重量変化

ドライベアリング

ドライベアリング

ドライベアリングとは、軸受内部に潤滑油の代わりに固体潤滑剤(黒鉛)を分散させた焼結軸受です。
EGR(排気ガス再循環装置)バルブ用ブッシュなどで、200℃以上の高温に曝され、潤滑油が蒸発してしまう温度領域(~250℃)での使用が可能です。
また、潤滑油が使用できない用途にも適しています。